
INTERVIEW
効率化の先にあった、やりたい仕事。エンジニア転身で身につけた技術を携え、働く環境の土台づくりに戻るまで
コーポレート 総務・労務担当 丸子 仁美Maruko Hitomi

PROFILE
丸子 仁美Maruko Hitomi
コーポレート|総務・労務担当
- メーカー 営業・経営企画
- バックエンドエンジニア
- AICEコーポレート
新卒でメーカーに入社し、営業を経験した後、経営企画で決算資料の作成やIR業務を担当。定型業務を自動化した経験をきっかけにプログラミングを学び、バックエンドエンジニアへ転身した。現在はAICEで、労務・総務・営業管理を横断しながら、コーポレート業務の仕組み化に取り組んでいる。 ポケモンや動物など、かわいいものに目がない。ポケモンカードを集めるほか、国内旅行では動物と触れ合える場所へ足を運ぶことも。音楽フェスで、まだ知らない音楽と出会うのも楽しみの一つ。
「もっと他のことに時間を使えるはず」 — 経営企画で見つけた、仕事を変える入口

経営企画では、どのような仕事を担当していたのでしょうか?
新卒で入ったメーカーでは、最初に営業を経験し、その後、本社の経営企画へ異動しました。担当していたのは、決算に関する資料づくりや、株主の方への説明。先輩と一緒に、会社の状況や今後についてお伝えしていました。
営業の仕事にも面白さはありましたが、私は社内で働く人を継続的に支える方が、自分には合っていると感じていました。会社の中で働けば、同じ仲間の仕事や環境に長く関われます。身近な人の役に立ち、「ありがとう」と言ってもらえることが、自分の力になる。この感覚は、今の仕事にもつながっています。
そこから、なぜプログラミングに関心を持ったのですか?
経営企画には、数字を集計して資料へ反映する定型作業がたくさんありました。手間はかかるけれど、仕組みにすればもっと早くできるのではないか。作業に使っている時間を減らせれば、別の取り組みにも目を向けられるのに、と感じていたんです。
同じ部署には、こうしたExcelの処理をVBAで自動化している先輩がいて、私も教えてもらいながら学ぶようになりました。毎回コピーして集計していた作業が、ボタン一つで済むようになったんです。最後は人の目で確認しますが、その前段を自動化するだけで、仕事はずっと進めやすくなります。技術があれば、目の前の業務を自分たちで変えられる。そう実感したことが、次のキャリアを考えるきっかけになりました。
「技術があれば、目の前の業務を自分たちで変えられる」
「自分で変えられるようになりたい」 — 独学からエンジニアの道へ
業務の自動化から、エンジニアへの転身を決めた理由は何でしたか?
VBAで一部の作業を変えられた一方、ほかにも効率化できそうな業務があるのに、自分の知識では形にできないことが悔しかったんです。もっと技術を身につければ、変えられる範囲を広げられる。そこからエンジニアという仕事に強く関心を持つようになりました。
授業を受けたり、身近な人に教えてもらったりしながら、約1年かけてプログラミングを学びました。その後、大学時代の知人から声をかけてもらい、未経験からバックエンドエンジニアの道へ。自分の業務を少し楽にするための学びが、職種を変える選択につながりました。
未経験で実務に入って、特に難しかったことは何ですか?
プログラムを書くだけでは、利用者へ届けられるアプリケーションにはなりません。インフラやネットワークなど、周辺の知識も必要です。情報系の学部出身ではなかったので、最初は分からないことばかり。テスト環境をつくり、実際に動かして確かめながら覚えていきました。
入社後の研修でメンターを担当してくれたのが、現在AICEで働く天野さんです。エラーが出ると不安になっていた私に、エラーの中に解決の手がかりがあると教えてくれました。表示された内容を一つずつ追えば、次に調べるべきことが見えてくる。分からないことを怖がるのではなく、手がかりを探して前へ進む姿勢を、そこで身につけました。
「二つの経験をつなげたい」 — バックオフィスと技術が重なるAICEへ

エンジニアとして経験を重ねる中で、仕事への関心はどう変わりましたか?
次の会社では、エンジニア業務に加えて、社内のルールやバックオフィスの環境を整える仕事にも関わりました。もともとエンジニアを目指した理由は、社内の業務を効率化したかったから。実際に両方を経験すると、やはり働く人を内側から支える仕事の方に、より強いやりがいを感じました。
開発から離れたいというより、身につけた技術を、最初にやりたかった仕事へ持ち込みたい。エンジニアリングとバックオフィスのどちらかを選ぶのではなく、二つの経験をつなげられる仕事を主軸にしたいと考えるようになりました。
どのような経緯でAICEを知り、入社を決めたのですか?
AICEを知ったのは、エンジニア時代の同僚と食事をしたときです。バックオフィスの仕事を中心にしたいと話したところ、その場にいた天野さんから、「AICEが求めている役割と合うのでは」と紹介してもらったんです。
選考で話を聞くうちに、バックオフィスとエンジニアの経験を両方活かせそうだと感じました。AIや新しい仕組みを取り入れることに前向きで、未経験の領域にも挑戦させてもらえそうな環境。ここでなら、技術を活かして社内の人を支える仕事ができそうだと思えたことが、入社の決め手です。
「分からないことを、抱え込まない」 — 成長期のコーポレート業務を進める仕事

現在は、どのような仕事を担当していますか?
労務・総務に加えて、請求書の作成など、営業管理の仕事も担当しています。「これは誰に聞けばいいんだろう」という相談が、私のところに届くことも。まずは話を聞いて、自分でできそうなことはやってみる。ほかの人の知識を借りた方がよさそうなときは、周りに相談しながら進めています。
労務は、AICEに入ってから初めて本格的に担当するようになった領域です。私自身も周りに教えてもらいながら、一つずつ覚えています。分かったことを少しずつ整理して、次に同じ仕事をするときに迷いにくい形にしていく。まず受け止めて、周りと一緒に進め方を見つけることを大切にしています。
初めての仕事を進めるとき、意識していることはありますか?
分からないことが出てきたら、まずは自分で調べてみる。それでも手が止まりそうなときは、Slackでメンションしたり、少し話す時間をもらったりして、早めに相談するようにしています。
教えてもらったことは、次に活かせるよう自分でも手を動かして覚えているところです。必要なときには周りに助けてもらいながら、自分でも一つずつできることを増やしていく。そのバランスを大事にしています。
これまでの技術経験を、現在の仕事でどう活かしていきたいですか?
仕事の中で同じ操作が何度も続くと、つい考えるのが「ここは少し楽にできるかもしれない」ということ。エンジニアとして働いた経験があるからこそ、まず試してみようと思えるのかもしれません。
AICEに入ってAIツールにも触れ、コードを一から書くことにこだわらなくても、試せる方法が増えていると感じています。エンジニアの経験やAIツールを活かし、まずは小さく試してみたいです。
ただ、結果は最後に必ず自分の目で確かめる。経営企画でVBAを使っていた頃から大切にしてきた姿勢です。安心して使える範囲を見極めながら、少しずつ取り入れていきたいです。
「会話から、次の動きが生まれる」 — 話しやすさと、それぞれの持ち味

実際に入社して、AICEのカルチャーをどう感じていますか?
入社前から活力のある会社だと感じていましたが、実際に入ってみると、その印象はさらに強くなりました。オフィスでは、誰かの「これ、どうだろう」という一言から、自然に話が広がっていく。経営陣にも必要なときには声をかけやすく、自分の意見を伝えやすい雰囲気です。
私は、どちらかというと熱量を前に出すタイプではありません。でも、それでもとても働きやすいんです。熱量の高い人もいれば、一つずつ地道に進める人もいて、周りにも同じやり方を求めるわけではない。それぞれの持ち味のまま働けるところが、AICEの好きなところです。
佐藤さん、高橋さんと一緒に働く中で、印象に残っていることはありますか?
佐藤さんとの面接で印象に残っているのは、会社の未来を語るときの熱量。会社のことやこれからの目標について、じっくり、力強く話してくださり、この勢いで会社を引っ張っていく人なんだと感じました。
一方で、勢いだけでは決めきれないことを、具体的なところまで一緒に詰めてくださるのが高橋さんです。私自身、かなり助けてもらっていて、「高橋さんがいるから安心」と感じる場面も。
違う形で背中を押してもらいながら、私も少しずつできることを増やしていきたいです。
「働く余白をつくりたい」 — 支えられる範囲を広げるために

これから、AICEでどのようなことに挑戦したいですか?
まずは、急な依頼が入っても慌てずに対応できるくらいの余裕をつくりたいです。そのために、日々のコーポレート業務を少しずつ進めやすくしていきたいと考えています。
そうして時間が生まれたら、管理でできることを増やしたり、エンジニアの経験を活かして別の仕事を手伝ったりすることにも挑戦したいです。仕組みで生まれた時間を、また誰かのために使いたい。少しずつ支えられる範囲を広げて、メンバーが安心してそれぞれの仕事に向かえる環境をつくっていけたらと思います。
最後に、候補者へのメッセージをお願いします!
新しい環境では、初めて経験する仕事や、分からないこともあると思います。私自身も、AICEに入ってから学ぶことが多く、今も周りに聞きながらの毎日です。
新しく加わる方とも、分からないことは相談し合いながら、答えを探していけたらと思います。仕事をする中で困ることがあれば、私もコーポレート部門として一緒に考えていきたいです。それぞれのペースや強みを持ち寄って、一緒に会社をつくっていけたらうれしいです。


